
株式会社インタースペース様は、日本におけるアフィリエイトサービスの草分け的存在である「アクセストレード」を運営しておられます。2007 年7 月より、通話課金型広告ペイパーフォン事業「I-CY(アイシー)」を立ち上げられました。
ターゲットとする飲食店・ヘアーサロン・エステ・美容整形・ビジネスホテルなど“電話帳に掲載される店舗”を獲得し、登録数は60 件を越えられました(2008 年5 月現在)。
どちらも、当社の24 時間の有人監視、障害切り分け、障害対応、各種レポーティングを提供しております。
「I-CY」の生みの親である角田様、開発を中心にシステム全体の構成を担当された岩浦様、ネットワークを担当された永尾様、そして取締役の森川様に「I-CY」についてお伺いしました。
(FS:当社スタッフ)
角田様 「開発のきっかけはアクセストレードでの営業経験と実体験からです。
アフィリエイトでは、ウェブから申込みが完了した時点で成果報酬が発生しますが、広告主様側のサイトに電話番号が載っていることが、機会損失の原因となっている場合があります。ユーザがウェブからの申込み手順を追わず、直接電話をかけられた場合、パートナー様である媒体の収入・収益にはなりません。
また、私自身がユーザの立場で考えた場合も、飲食店に行く時はネットではなく電話をするし、散髪はオンラインではなく電話で予約します。
生活密着度を考えると、もし電話番号でトラッキングできるシステムがあれば、『これはビジネスになる!』という直感がありました。すぐにそのようなシステムを探しましたが、その当時は理想通りのものがありませんでした。
一年が経過し、再度検索したところ、ペイパーコールのシステムを開発した日本の会社を見つけたことで、この事業が本格的に動き出しました。 」
FS 開発会社を見つけられたのは、いつ頃ですか?
角田様 「2 年前です。それから約1 年、ペイパーコールが事業として成立するかどうかを計るため、試験的な運用を行いました。紙面・モバイル・PC に掲載し、成果としてジャンルによる反応の違いを把握することができました。
さらに、街中にあるローカル広告をターゲットに絞った開発を行い、今回のリリースに至りました。」
岩浦様 「開発は一年前くらいに始めました。」
FS 開発期間は長かったですか?
角田様 「そうですね。ペイパーコールのシステムだけですと、もう少し期間は短くなったかと思います。
しかし、“入札制”が関連していることと、“ランディングページを作ることができる機能”―――広告をクリックすると、広告主様の詳細ページとなる、所謂PR ペー ジを作ることが出来る機能―――この2 点が時間をかけたところです。 」
FS 御社で仕様を決めるとなると、しっかりとした調整が必要だったのではないですか。
森川様 「そうですね。一番気にしないといけないことは、実績がある開発会社と、“最初にどれだけ繋がれるか”ということだと思います。」
岩浦様 「最初は、リスティング機能が、どのようなものか解らず勉強しました。PHP を勉強しないといけないということもありましたが、仕様を固める作業が特に大変でした。
“新しいシステム”という部分もありますが、アクセストレードの開発経験を活かし、複合的 に絡んだ今後の運用を踏まえないといけない。“ここで決まり”というものを、自分で決めないと前に進めません。 」
角田様 「ペイパーコールのシステムは日本に数社ありますが、“入札制”という機能があるものは「I-CY」だけです。
オーバーチュアが特許を持っていることから、他社の参入が難しく、商品価値は高いと思います。広告主様が増すごとに入札制の有効性がはっきりすると思います。ワンコールの単価を口頭で提案していくと、業界ごとの適切な単価報酬が得られないことがあります。それは、媒体としても機会損失です。
また、営業とパートナー様が『いくらだったら広告を貼ってもいい』という交渉を、電話やメールで頻繁に行う場合、人的リソースや時間をかけるのであれば、自動化してWeb で完結させたほうがいい。そのようなやり取りも大切ですが、人的リソースで時間がかかる部分をサービスの質を向上させる時間に充てられるのではないか、と実感しています。 」
FS オーバーチュアではキーワードを選択しますが、「I-CY」はどのような仕組みですか。
角田様 「カテゴリーです。
例えば『美容・東京・エステ』がひとつのカテゴリーになり、最低入札価格が千円からとなります。基本的には高い金額ほど、上位に掲載される確率が高くなるようになっていますが、上位に表示されれば“コールの質”が良くなるかと思うと一概には言えません。
例えば飲食店ですと、全国展開していて広告費をかけられる大規模なチェーン店の入札が一番高くなると予想できます。でもエンドユーザが本当に求めているものは、やはり美味しい料理を食べることができるお店を見つけてコールするためエンドユーザ側にたったサービスにしないといけないと思います。」
岩浦様 「最適化は必要だと思います。売上のメリットというところで大きいと思います。」
FS サービスを開始された現在の手ごたえはいかがですか。
角田様 「媒体と広告主様が増えれば、売上は上がると考えています。
現在は、インターネット広告を解っている方にアプローチすると、「I-CY」の利点を理解されやすいです。オーバーチュアとかアドワーズに出稿している方ですね。
営業マンがリスト作りのために広告をクリックしても、500 円とか1000 円の課金がされてしまうわけですから、無駄な広告費を支払うよりもペイパーフォンに切り替えた方が良いのではないか、ということが言えます。 」
FS 今後の展開を教えて下さい。
角田様 「まだ一年も経過していない新しい事業ですので、まずは事業として確立していくことがミッションです。
サービス面では、レポーティングやランディングページなどクオリティを高めて広告主様や代理店様に提供すること、そして掲載する媒体を増やしていくことです。また現在のモバイル向け配信システムを、PC 配信に対応できるよう開発を進めています。 」
FS 弊社サービスに何を期待したかお聞かせ下さい。
岩浦様 「インフラの部分も人的リソースを割きたくないという要望がありました。その部分をまずお手伝いしていただきたかった。
運用に必要なバックアップをサーバに設定するなど、業務を代行してもらったことで弊社の人的リソースに余力ができました。日々の監視では、障害が起きた時にすぐに連絡をもらえるため“半残業”となっていた部分も省けています。」
FS ネットワーク部分で、気を使われたところはどこですか?
永尾様 「基本的には、システムダウンが短い時間で済むよう設計することです。予算が許す限り冗長化し、システムダウンの時間を少なくさせることを考えています。
一般的な平均故障間隔である、99.98%をまず越えないことを念頭においています。仮にサーバが故障してサービスが止まることがあった場合、ベンダーさんを呼んで、その修理をいち早くしなければなりませんが、復旧するまでに4 時間以上はかかってしまうでしょう。そうすると冗長化の有効性が発揮されます。
また、全員が常にインターネットのある環境や、電話に出られる状況ではないため、まずいち早く気付く人が必要です。それが外部へ監視を依頼する意味かと思います。 」
森川様 「ペイパーコール事業はもちろん、事業ドメインであるアクセストレード、どちらも広告主様と媒体様をもっと幅広く手広げていきます。
『WIN-WIN』という目標もありますが、現在アフィリエイトのトップグループにいるとはいえ、さらに上を目指してNo.1 を取ります。それには“手厚いサービス”を広げていくことも、広告事業を行っている当社のミッションかと思います。
そのような面でもインフラを強化し、サービスを横に拡張するためメディア展開も増やしたい。どんどんインタースペースの名前を広げていきたい!ということが現在の使命です。 」




| 社名 | 株式会社 インタースペース |
| 設立 | 1999年11月8日 |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル8階 |
| 事業 内容 |
1. PCアフィリエイト事業 2. モバイルアフィリエイト事業 3. メディア事業 4. ペイパーフォン事業 |
| URL | http://www.interspace.ne.jp/ |
| ご要望 | 対応サービス |
| 運用設計 | システム運用設計 監視設計 障害対応ドキュメンテーション |
| 運用代行 | OP×2 OS・アプリケーション設定変更 バックアップ設定 |
| 障害時における 迅速で親切な トラブル対応 |
Vigia HTTPサービス稼動監視 リカバリーアシスタンスオプション レポーティングサービス |
